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ラウンドブリリアントカット・ダイヤモンドの側面の写真・このプロポーションを記憶してください | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カットが正確なダイヤモンドは生涯の宝物! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ダイヤモンドの品質(4C) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
品質(4C)表示の解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カラット、カラー、クラリティー、カットの四つの品質全ての英単語がCで始まる事から4Cと呼ばれ品質を表します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ カラット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カラット(重量)・WEIGHT 単位:カラットで表示 1Ct(1カラット0.2g) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ カラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カラー(色の等級)・COLOR GRADE | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ クラリティー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クラリティー【明澄度(表面傷、無い放物の量の等級)】・CLARITY GRADE (ダイヤモンドの入射光、放射光を妨げる傷や異質物の量の表示) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ カット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カットの総合評価(カットの等級)・・・仕上げ(ダイヤモンドの表面の仕上がり状態) 対称性・SYMMETRY と 研磨状態・POLISH |
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■ カラット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
重量(重さ)の単位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宝石は重量表示の単位にカラット(Ct)、1Ct=0.2gが用いられており、1911年以降、世界各国が批准し、世界統一基準として使われています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
計量方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昔は天秤を用いておりましたが、現在は電子ばかりが使われ、下三桁まで正確に計量が可能となり、鑑定書に下三桁まで表示されています。 カラットはダイヤモンドと鑑定書の同一性を示す手段にもなっています。 |
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カラットの語源 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クアラ(Kuara)の実やカロブ(Carob/いなご豆)の実が宝石計量の錘として使われていた事が由来とされています。 カロブ~古代ギリシャ語のケラス~ケラチオン~カラットへと変化しました。 |
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カラットの考え方 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大きさも人それぞれ好みがあります。 お好みな大きさをお選びください。 |
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余談 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本で昔、使われていた重さの単位、 「匁」 が、日本を代表する養殖真珠(アコヤ真珠)とサンゴの重量を表す単位として、今でも世界で使われ取引されています。 この事は日本固有の計量単位、枡、尺、反と日本の計量文化の素晴らしさです。 |
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■ カラー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カラー基準の解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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表に黄色、濁りのある黄色と記載していますが、純色の黄色では無いことを意味します。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Dカラーの定義 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Dカラーは無色透明ですが具体的に説明します。 世界にカラー基準があり純白の色が定められています。 カラー基準に添った純白色の紙の上にダイヤモンドを置き、ダイヤモンドを見ると純白に見えればDカラーです。 |
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確認方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
電球や蛍光灯を避け、北の窓辺の明るい場所を選び、純白色の紙を二つ折りにし、ダイヤモンド横にして挟みます。 二つ折りにした紙の隙間から覗き見をします。(周囲と服の色にご注意) ダイヤモンドのガードルの下部分(厚い部分・下段右の写真の赤丸の位置)を注意深く観察します。 指定した部分が紙と同じ純白に見えればDカラーです。 電球や壁紙等の色を避け、北側の窓辺の明るい場所でご確認ください。(服装の色に注意=白をお勧め) 純白(世界カラー基準)の紙を準備します。 純白の紙を二つ折りにし、ダイヤモンドを挟み、挟んだ紙の隙間からダイヤモンドの側面(パビリヨン側)が純白の紙の色と同じであればDカラーと断定出来ます。 |
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鑑定機関が行うカラー検査方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
宝石鑑別団体協議会(AGL)と日本ジュエリー協会は、鑑定機関のカラー表示を標準化する目的で、それぞれの品位の基準となるカラーサンプルダイヤモンド(現物・基準認定マスターストーンNO付き)を定め、AGL加盟鑑定機関へ有償で供給されています。 マスターストーンを購入した各鑑定機関は、マスターストーンを使い、検査対象ダイヤモンドと視覚比較検査を行い品位を確定します。 男女や人の違いで色の認識度が異なる可能性があり、検査は人がする仕事、完璧では無い事をご承知おきください。 |
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■ クラリティー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クラリティー評価の意義 クラリティー評価は、研磨済みダイヤモンドが検査対象です。 ダイヤモンド(白系)の最初に記載した通り、炭素とは異質な内包物(傷、異物)を有しており、クラリティー評価は内包物の量を記号化したものです。 内包物をダイヤモンドの負の部分と捉えず、個々の個性と考えた方がいいと思います。 米国宝石学会GIAは、内包物の位置と量を11に分類しGIA基準として広く世界で採用されています。 数年前からSI3の導入する動きもあります。、 |
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検査条件&方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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検査の精度 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クラリテー FL・IF・VVS1の高いランクは7/1000(7ミクロン)が評価を左右します。 米国宝石学会(GIA)は、使用するルーペを指定しておらず、曖昧な部分も存在しており、検査をする有資格者の目の解像力に違いもあるはずです。 先に記述した通り、鑑定書に記載されている品位は絶対値で無く、目安とお考えください。 10倍のルーペで解像度が高い最高峰がニコン65・メイドインジャパンです。 人の目の解像度が70ミクロン、70ミクロンの大きさであれば肉眼で物として確認が出来ます。 |
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内包物の種類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・黒く見える物は鉄分・・・大きさも様々ですが、ダイヤモンドの純粋性を求めるのであればパス ・裂傷・・・表面に迄達していれば割れや欠けの原因になりパス ・泡状・・・さまざまに存在しますが、あまり気にせずOK ・欠け・・・欠けと見えても検査すれば分かりますが、カラット数の目減りを防ぐ目的で残したものもあり、この場合鑑定書に表示されています。 欠けは石留め、石外しめ段階で起きる人的ミスで発生するのが一般的です。 ・研磨痕・・・ダイヤモンドの表面に残る研磨時に使うダイヤモンドパウダーの粒子の痕跡、摩擦熱が影響した剥がれた痕跡が指摘されています。 トリプルエクセレントにはこの痕跡は絶無です。 |
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クラリティー表示の解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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記号の解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FL(フローレス)・IF(インターナリーフローレス)・V(ヴェリー極)・S(スライスリー僅か)・I(インパーフクト不完全)1・2・3は数字が大きくなれば品位が下がります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FLの定義 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FLは、内包物or研磨痕が7ミクロン以下でありルーペで発見が不可能な品位を指します。 水を差す話ですが、レンズの倍数を上げれば当然確認が出来ます。 ※フローレスをお持ちになられr場合、ルース(石のみ)でお持ちください。 リングやペンダントにしますと、微細な欠けが生じて仕舞う可能性があり、品位を下げる可能性が生じます。 私は、金属製のピンセットも使わずに扱いますが、他は知りません。 |
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クラリテーの考え方 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クラリティーはダイヤモンドの個性、お好みでお求めください。 参考 : VS1は針先、先端の大きさの不純物若しくは傷が一つあるくらいです。 |
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■ カット | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カットの総合評価 (最重要) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ダイヤモンドは加工品です。 ダイヤモンドのカットは、ダイヤモンドから素晴らしい強い輝き導き出すために唯一人が許された行為(研磨加工)ですが、職人の技量により輝きと仕上がり具合が異なります。 そこでカットの仕上がり具合にランクを付けたのです。 |
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カット評価のランク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カットの総合評価は、エクセレント ヴェリーグット グット フェアー プアーの五段階に表示されていますが、実は仕上がりの評価を加えますと7段階です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カット評価の解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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仕上げの内訳は鑑定書の右ぺーじ若しくは左ページ下段に必ず記載されてます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
品質(4C)表示の利用方法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■ ダイヤモンドの価格比較の方法(重要) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ダイヤモンドの品質(4C)について記載して参りましたが、ご理解頂けた事と思います。 ご購入の際にお客様が決して損をしない為に、価格比較は重要です。 一般的に販売されている、0.3Ct F VS1 トリプルエクセレント(3EX・EEE)=¥106,000-と目安として覚えてください。(2015・8・15現在) この同品質のラウンドブリリアントカットダイヤモンドと他店で価格比較するだけです。 簡単です。 是非チャレンジしてみてください。 |
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